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「農事気象学会」の研究会に参加してきました。
- 吉見 敦司
- 2018年1月19日
- 読了時間: 1分
2016年2月13日

「農事気象学会」の研究会に参加してきました。
「農事気象学会」とは、民間気象予測を学ぶ農家中心の集まりです。旧暦の新年を挟んで2泊3日、熱海のホテルに缶詰めになって(夜遊び厳禁!)みっちり勉強してきました。
「旧暦や月、太陽の動き、過去の天気、漢方気象学など様々なデータと自然観察に基づいて、農家自身がその年の気象予測をする」 「その予測に基づいて栽培・施肥設計し、自然の摂理と作物の生理との関係を理解したうえで栽培管理する」ことが主なテーマです。
作物が月の満ち欠けの影響を受けるくらいのことは知っていましたが、それだけでなく太陽や金星の影響が大きいこと、気象とはその時々の偶然の現象ではなく、一定の法則のもとに廻って来る必然性があることなど、今までの自分の価値観が変わってしまうお話がいっぱいあって、本当に勉強になりました。
会員の皆さんは全国から集まった精鋭の農家さん。ご自分の経験や技術を惜しげもなく教えてくださって、皆さんとお話しできる喜びに浸りながら、時がたつのを忘れて語り合いました。
今までいろんな勉強会に参加してきましたが、今回のはちょっと突き抜けた感じ。ついにジャンルが宇宙にまで及びました。
農業、オモシロすぎます。
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