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  • 執筆者の写真吉見 敦司

フレンチレストラン「kiki原宿」さんにランチに行ってきました。

更新日:2018年1月19日

2015年10月18日

トマトの収穫量も少なくなり、11月から葉物が始まる前の束の間の農閑期、うちの野菜を使っていただいているフレンチレストラン「kiki原宿」さんにランチに行ってきました。

オーナーシェフの野田さんとは作秋、とある番組の収録で知り合って以来のお付き合い、今はトマトを使っていただいています。野田さんの食材と料理に対する強いこだわりに共感して、ずっとお店に行きたいと思っていたので、ようやく念願かないました。



原宿の静かな裏通りにある、かわいらしいカジュアルな雰囲気のお店です。ランチコースの一品目、栗とキノコのスープにいきなりやられました。栗の甘みとキノコの香りに強烈な旨み、この旨みは栗由来のものだそうですが、栗ってこんなに旨みが出るんだ!びっくりしました。この栗の生産者がこんな味を引き出されていると知ったら、嬉しいでしょうね。


続いて、カブのグリルにうちのトマトを使ったソースが添えられた前菜。生のトマトを煮詰めたものに、別にわざわざドライトマトを作って和えたソースです。トマトソースは自分でもしょっちゅう作りますが、食べたことのない味です。他のお客様にも「相模原産のルネッサンスというトマトを使いました」とスタッフの方が説明されていて、嬉しいです。お料理が出るたびに、一つ一つの食材について産地や特徴をスタッフが説明してくれます。自家製パンも美味しい。


メインは静岡牛のステーキに安納芋のパイと黒イチジク、天然(!)マイタケと甘唐辛子のフリットが添えられています。美味しい~~~。どれも一つ一つ丁寧に作られているのがよくわかります。盛り付けも美しくて、料理と素材に対する愛情を感じます。

デザートは焼きなす(!)のシャーベットにカボチャのプリン。焼きなすの香りとカボチャの旨み!最後までやられました。参りました。降参です。これで¥2500なんて、コスパ良すぎ!!

素材の味を生かすためだと思いますが、味付けは控えめで(喉が乾かない)、フレッシュなフルーツがふんだんに使われているので、体にも良いし、トータルな満足感がすごく高いです。

こんな素敵な料理・お店で自分の野菜が使われているというのは、本当に嬉しいし、楽しい。いつも苦労をかけているうちのトマトたちにも、少しは申し訳がたつかな。トマトや野菜の本来持っている力を最大限に引き出すように栽培するのが自分の使命だと思っていて、それが野田シェフの料理への思いと通じることがわかって、自分も負けられない、よりいっそういいものを作りたいという思いを強くしました。

皆さんもぜひ、行ってみてください!!http://www.kikiharajuku.com/

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